パリ・ブーランジュリー紀行

 

私はフランスパンが大好きである。

 

フランスパンとは言うが、ここでいうフランスパンは「フランスのパン」という意味であり、日本でよく言うあの長いパンの事ではない。

ちなみに、そのパンの事は、フランスではバゲットという。御存知の方には知ったかぶって申し訳無いが、パンに興味の無い方が読んでも分かるように、敢えて書かせていただいた。

 

更にそのバゲット類は形状によりいくつかに分類される。

一般的なものをあげると、

バゲット(大きく、長い。皮はパリパリ、中はもちもち。250g位)

フリュット(バゲットより細い。200g位)

フィセル(細長く、皮のパリパリ感が強調される。125g位)

バタール(横長で、太め。中身のもちもち感が強調される。250g位)

となる。

 

ついでに言えば、バゲットの中でも、古来の製法で作られたものを「バゲット・トラディショナル」等と呼び、これは一般のバゲットよりも小さく、フィセルに近い形状をしているものが多い。そして私はこのバゲット・トラディショナルとフィセルが大好きなのである。

 

ちなみに、私は「田舎パン(パン・ドゥ・カンパーニュ)」も大好きである。基本はかなり巨大なパンで、皮は厚く、中はしっとりめで、どっしりとした存在感、天然酵母を使う為日持ちするのが特徴。またこれ以外にも小さめで似た様なテクスチャーのパンが各種有り、これは色んなもの(レザンやオリーブ、くるみ等)を混ぜている場合も多い。

 

フランスのパンというのはバゲット類、田舎パン類、デセール系に分類されるようである。日本で言う菓子パンにあたるのはデセール系であろう。ただし日本のように柔らかい生地のものは少ないし(余談だが、私はこういう菓子パン類は苦手)、バゲットなどに比べると買う人は少ないようだ。主食(バゲット)・副食(デニッシュなどは、ほぼおやつ扱い)の違いだろうが…。

 

これは私が食べ歩いたパリのパン屋さん(ブーランジュリーと言うらしい)の全記録である。

※詳細は順次UP予定。

1軒目   「Rene SAINT OUEN」
2軒目   「POUGET」
3軒目   「サンジェルマン・デ・プレのパン屋さん」
4軒目   「Steff ステフ」
5軒目   「Pomme de Pain」
6軒目   「Pourjauran プージョラン」
7軒目   「Maison Kayser」
8軒目   「サンルイ島のパン屋さん」
9軒目   「POLIDOR」
10軒目  「JULIEN」
11軒目  「Poilane」
12軒目  「PAUL」
13軒目  「Gerard Mullot」ケーキ
14軒目  「LADUREE」ケーキ
15軒目  「ANGELINA」ケーキ

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